2025.01.30
「更衣介助」とは、着替えの介助を行うことです。
日常で必要な介護の1つですが、負担をかけないよう、スムーズに行う必要があるでしょう。
そこで今回は、更衣介助の注意点についてご紹介します。
▼更衣介助の注意点
■室内の温度調整をする
着替えの時は、薄着や裸になるシーンも多いでしょう。
高齢者は体温調節が苦手なので、室内の温度に注意する必要があります。
特に冬場は体が冷えないよう、室温の調整を行ってから更衣介助を行うことが大切です。
■プライバシーに配慮する
例え家族であっても、着替えを見られることは恥ずかしいことです。
高齢者のプライバシーに配慮した、更衣介助を心がけましょう。
同性のスタッフが介助する、タオルケットで隠すなどの配慮が必要です。
■ケガに注意する
着替えの際、衣服がもつれて転倒する可能性もあります。
また、座った状態だと椅子やベッドからずり落ちることもあるため、注意が必要です。
予期せぬケガを防ぐため、背もたれや転落防止柵などを準備する必要があります。
■自分でできる部分は任せる
すべて介助した方がスムーズに進みますが、すべてをサポートする必要はありません。
生活機能を維持するためにも、自分の力で着替えができるようにサポートしましょう。
▼まとめ
更衣介助を行う時は、体が冷えないよう室温に注意し、着替えの際はプライバシーに配慮しましょう。
ケガをしないように注意したうえで、生活機能を維持するために自分でできる部分は任せることが大切です。
板橋にある『ライフケア・森の郷』では、ご利用者様一人ひとりに寄り添った介護サービスを提供しております。
更衣介助もご利用者様のプライバシーに配慮しておりますので、訪問介護をお考えの方は安心してお任せください。