介護士が行うバイタルチェックの項目とは

介護士が行うバイタルチェックの項目とは

2024.07.10

利用者に対して、体に異常がないかを確認するために、バイタルチェックを実施します。
バイタルチェックには、どのような項目があるのでしょうか。
そこで今回は、介護士が行うバイタルチェックの項目について解説します。
▼介護士が行うバイタルチェックの項目
■脈拍数
脈拍は、1分あたり65~85回が適正数値です。
計測して1分あたり50回未満は徐脈、100回以上は頻脈となり、健康に悪影響のでる数値とされています。
また、期外収縮・心房細動・心室細動などの不整脈も合わせて確認します。
■血圧
血圧の場合は、最高血圧が120~130、最低血圧が70~80が適正数値です。
高血圧になると、心筋梗塞といったさまざまな病気になりやすくなるため、注意が必要です。
■呼吸数
呼吸数は1分あたり12~20回が適正数値で、規則正しく呼吸をしているかを確認します。
確認する場合は呼吸回数と合わせて、どのような呼吸をしているのかもチェックします。
■体温
体温は36.6~37.2℃が正常値ですが、個人差があります。
測定時は体温計を使用して、脇の中央部と体温計の先端をしっかりと密着させます。
基本的に体温は毎日測定し、日々の測定値から比較することが重要です。
▼まとめ
介護士が行うバイタルチェックには、脈拍・血圧・呼吸数・体温などの項目が挙げられます。
正しい測定方法と正常値の値を把握するだけでなく、利用者の普段の数値を把握しておくことが重要です。
『ライフケア・森の郷』では、経験豊富な介護のスペシャリストが丁寧に対応いたします。
ご利用者様の状況に合わせてサポートいたしますので、ぜひご相談ください。

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