円背の影響とは?

円背の影響とは?

2024.05.20

円背は腰や背中が猫背のように曲がり、体のバランスが崩れる状態をさします。
特に高齢者に多くみられ、骨粗しょう症や筋力の低下に影響するのをご存じでしょうか。
今回の記事では、円背の影響について解説します。
▼円背の影響
■転倒しやすくなる
体のバランス能力が低下し、転倒のリスクが高まります。
打撲や骨折などのケガに注意が必要です。
■呼吸が難しくなる
肺や他の器官が圧迫され、呼吸が難しくなります。
酸欠状態になると、筋肉の働きも悪くなりやすいです。
■誤嚥しやすくなる
前傾姿勢で食事をとる際、誤嚥しやすくなります。
誤嚥性肺炎につながる可能性があるため、注意が必要です。
■仰向けで寝られなくなる
背骨が曲がっているため、仰向けで寝ることが難しくなります。
褥瘡のリスクも高まる可能性があります。
■視野が狭くなる
前傾姿勢により、顔が下向きになるため視野が制限されます。
障害物に気づきにくくなり、転倒や歩行に支障が生じることも考えられるでしょう。
▼まとめ
円背は高齢者に多くみられる症状です。
・転倒しやすくなる
・呼吸が難しくなる
・誤嚥しやすくなる
・仰向けで寝られなくなる
・視野が狭くなる
定期的な運動や正しい姿勢を意識して、日ごろから予防に努めましょう。
板橋にある『ライフケア・森の郷』では、訪問介護サービスを行っております。
経験豊富なスタッフが個々の状態に合わせて、適切なサポートを行いますので、お気軽にご相談ください。

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