フレイルとサルコペニアの違いとは?

フレイルとサルコペニアの違いとは?

2024.02.25

「フレイル」と「サルコペニア」の違いをご存じでしょうか。
高齢者における身体機能の低下を指す点は共通していますが、異なる点もあります。
今回の記事では、フレイルとサルコペニアの違いについて詳しく解説します。
▼フレイルとサルコペニアの違い
■サルコペニア
サルコペニアは、加齢による筋肉量の減少のことです。
具体的には握力の低下や歩行速度の鈍化、さらには筋肉量の減少などが見受けられます。
日常生活の基本的な動作にも影響するため、転びやすくなったり、介護が必要になったりします。
生活の質を低下させることにもつながり、心身に悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。
■フレイル
フレイルは、年齢を重ねるにつれて筋力や心身が衰え、効果的な回復ができない状態を指します。
また身体的な問題だけでなく、認知機能や心身の活力の低下なども含まれます。
身体的・精神的な要素が大きく影響するため、フレイル状態にある高齢者は要介護状態になる可能性が高まるのです。
▼まとめ
フレイルとサルコペニアは、高齢者の健康において共通の問題でありつつも、それぞれが持つ特徴や影響は異なります。
サルコペニアは主に身体機能の低下が中心で、フレイルは体だけでなく身体的・精神的な側面も含まれます。
高齢者の生活全般を支えるためにも、総合的なサポートが求められるでしょう。
板橋にある『ライフケア・森の郷』では、訪問介護サービスを行っております。
ご利用者様やご家族の方に、安心して過ごしていただけるよう努めておりますので、お気軽にお問い合せください。

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