2024.11.23
飲み込んだものが食道ではなく、気管に入ることを「誤嚥」と言います。
食事中や就寝時は誤嚥が起きないよう、注意しなければなりません。
そこで今回は、誤嚥の原因についてご紹介します。
▼誤嚥の原因
■筋力の低下
誤嚥は「飲み込む力」が低下することで起きます。
のどや舌の筋力が低下し、食べたものをうまく飲み込めないことが原因です。
また「吐き出す力」も弱いため、気管に詰まったものをうまく排出できず、誤嚥が起きてしまうのです。
■水分量の少ない食事
高齢者は唾液量が少なく、飲み込む力も弱いです。
水分が少なく、乾燥した食事は誤嚥を起こす可能性が高いでしょう。
特にパンやイモ類などは飲み込みにくいため、誤嚥につながってしまいます。
■食前・食後の姿勢
高齢者は体の筋力が低下します。
食事中の姿勢の悪さは誤嚥の原因になるため、注意が必要です。
また、食後すぐに横になると、食べたものが逆流することがあります。
胃から気管へ逆流した食べものにより、誤嚥を引き起こすのです。
■うつやストレス
うつやストレスが原因で、誤嚥が起きる場合もあります。
心因性嚥下障害といい、飲み込んだときの異物感が特徴です。
のどの詰まりや違和感により、飲み込みにくさを感じることも多いでしょう。
▼まとめ
誤嚥は、飲み込む筋力の低下やうつ・ストレスなどの心理的な要因によって起こります。
また、食前・食後の姿勢、水分量の少ない食事も原因の1つです。
板橋にある『ライフケア・森の郷』では、ご利用者様一人ひとりに寄り添い、きめ細やかな介護サービスを行っています。
誤嚥が気になる場合も丁寧に対応いたしますので、安心してご利用ください。