2024.12.10
食べたものが気管に入り、むせることを「誤嚥」と言います。
誰にでも起きる症状ですが、高齢者では特に多く見られるでしょう。
肺炎や窒息の原因につながるため、注意しなければなりません。
そこで今回は、誤嚥を防ぐ方法についてご紹介します。
▼誤嚥を防ぐ方法
■料理に工夫をする
高齢者の誤嚥は、飲み込む力が低下することで起きます。
水分量が少ない食材は飲み込みにくく、誤嚥の原因になるでしょう。
また噛む力も弱いため、固形物にも注意が必要です。
とろみを付けたり、柔らかくすることで誤嚥を予防につながります。
■食事中の姿勢
姿勢が悪いと、顎やのどの筋肉がスムーズに動かないため、誤嚥しやすくなります。
猫背や体が曲がったままにならないよう、正しい姿勢で食べることが大切です。
姿勢を維持できない場合は、背中や足元にクッションや枕を入れると効果的です。
■食後はすぐ横にならない
誤嚥が起きる原因は、食事中だけではありません。
食べたあと、すぐ横になることで起きる場合もあります。
食道へ食べたものが逆流してしまうため、食後すぐに横になるのを避けるようにしましょう。
▼まとめ
誤嚥を予防するには、食べるものや食事前後の姿勢に注意が必要です。
料理に工夫をする・食事中の姿勢・食後はすぐに横にならないなどを意識することで誤嚥を防げます。
板橋にある『ライフケア・森の郷』では、訪問介護をはじめとする、さまざまな介護サービスを提供しております。
誤嚥が気になるご利用者様のケアも丁寧に対応いたしますので、安心してご利用ください。